当ブログでは広告を利用しています。
いぐあなです。
ちきりんさんに憧れてブログを始めました。
ちきりんさんの先読みすごすぎ
大好きなちきりんさんの本を久しぶりに読みました▼
ちきりんさんの本は具体例がわかりやすくて、スッと入ってくるのが魅力。本書も難しい内容にも関わらず、ちきりんさんの言葉だと理解できるのやっぱりすごい。
価値を認識する力
自分には価値がない、だから何かのスキルを身につけよう。そう思ったことのある人は多くいるだろう。
でも、本当に「自分には価値がない」のだろうか?
ちきりんさんは「価値を認識する能力」こそが重要と主張する。
自分の「価値」を正しく認識できているだろうか?
本書では価値を認識する力、すなわち「マーケット感覚」をわかりやすく深堀している。
需要と供給
需要と供給のバランスで「価格」が決まる。どんなに良質なものでも、供給者が増えれば儲からない。
どんなに取得の難しい資格や職種でも、供給者が増えれば職にあぶれる方も増える。
「良い会社に入れば安泰」だけではなく、「良い資格を取れば安泰」も、既に過去のものであると認識しなければいけない。
市場化の進む社会におけるキャリア形成では、市場の動向をイチ早く見極めるためのマーケット感覚と、需給バランスの変化に合わせて自分のスキルや専門性をシフトするための柔軟性や決断力が、何より重要になるのです。
ちきりん「マーケット感覚を身につけよう」より
2015年に出版された本書。ちきりんさんの予想通り、コロナ禍を経て日本も市場化の流れが一層強くなりました。時代の先読みをし、かつマーケット感覚だけでなく柔軟性や決断力が大事と説くちきりんさんはやはり私の尊敬するお方です。的確で無駄がない。
市場を選ぶ力
市場は一つではない。
戦うフィールド(市場)はよくよく選ぶ必要がある。自分の「価値」を最大限に発揮できる市場かどうか。わざわざ難易度の高いフィールド(市場)で戦う必要はないのだ。
また、市場は日々変化する。1点だけを見て判断してはいけない。
常にどう市場が動いているか感じ取り、自分はどう動くべきかよく考え判断する必要がある。
学ぶとは
学ぶとは、「正しい方法を習い、繰り返し覚える」だけでなく、「実践する」ことである。「実践する」ことにより、自分で必要なことを探し、判断する能力も伸ばすことができる。
失敗を過度に怖がるのではなく、とりあえずやってみる。失敗から得られるフィードバックを糧に進化し続けることが必要だ。
問題に直面したとき、私たちはふたつの選択肢を持っています。ひとつが状況を「改善する」こと、もうひとつは何もせず、そんな状況を「見限る」ことです。
ちきりん「マーケット感覚を身につけよう」より
ちきりんさんの本を読むと頭の中がすっきりします。
本書が9年前出版って本当にすごい方だなあ。ちきりんさんこそ「マーケット感覚」が優れた人であり、今もなお憧れの方です。
はあ。やっぱり好き♡
本の感想記事はこちら▼