つんく♂「凡人が天才に勝つ方法」を読んで

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いぐあなです。

つんく♂プロデュース大好き世代です。

 

 

ハロプロ好きは読むよね

何も隠しておりませんがハロプロ好きです(ドーン

正確に言うと「つんく♂プロデュース」時代大好き世代です。

モー娘。もあややもミキティもスマイレージも大大大好きです。

つんく♂が昨年出版した書籍はこちら▼

なんか!つんく♂が!まともなこと言ってる!(失礼

題名がすでに「20年前のつんく♂」が言わなそうなちゃんとしたやつ!(だから失礼

 

あの頃つんく♂は何を考えていたのか。

 

つんく♂の土台

つんく♂には大阪でのアマチュア時代がある。「俺には才能があるんだ!見抜けないやつばかりだな!」と若くイキがるつんく♂は想像に易い。

どんなにツッパっても、ファンは少ないし、技術もなかった

つんく♂「凡人が天才に勝つ方法」

人や環境のせいにすることは簡単だが、その状態ではもちろん結果は出ない。

どうすればいいのか。

つんく♂がたどり着いたのは「バンド活動はビジネス」という考えだ。

「動員力を大阪一にする」ことを目標に、つんく♂は様々な売り込みを考え行動した。

天才がやらないことを地道にやり、うまくいかなければ「なぜうまくいかなかったか」を必死で考え試行錯誤した。やり続けるうちに、効率的な集客ができるようになり、小さな実績の積み重ねが「自信」につながっていく。

その経験がつんく♂の土台になっている。

成功に近づくには「大量行動」と「そこから得られる経験とデータ分析」、「考察力」だとつんく♂は語る。

 

プロとは何か

つんく♂が思うプロの作曲家とは、

需要に対応する能力と、作品を定期的に、安定供給できること

つんく♂「凡人が天才に勝つ方法」

世間やクライアントが求めるものを敏感に察知して作品に反映し、安定して与えることができる。

決して「自分がつくりたいもの」ではないのだ。

プロとは需要を前提とした作品の中に、自分の好きを盛り込むのだ。

かつ、時代の動きに合わせて変化し続ける柔軟さも必要とつんく♂は語る。

つんく♂が本書を出版したのも、「今時代に求められている」からこそなのだろうな。

最近のつんく♂に、つんく♂らしい芯はあるものの洗練された落ち着いた雰囲気があるのは、単に年齢を重ねたからだけではなく、まあそういうことなのだろう。

そういう意味では流石長年一線で走り続けるプロだ。まんまと本書に引き寄せられたもんだ。

完敗!今も昔もつんく♂が生み出す作品が大好きだよ!!

 

余談)本書には、つんく♂目線の裏話が多数収録されているが、あややとミキティの「潔さ」と「適応力」は本当にかっこよくて惚れ惚れする。好き。

本の感想記事はこちら▼

igu3.com

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