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いぐあなです。
最近読んだ本についてお話します。
エースと呼ばれる人は何をしているのか
最近読んだ本はこちら↓
夏まゆみさんの「エースと呼ばれる人は何をしているのか」
昨年亡くなった夏まゆみさん。
夏先生といえば、「モーニング娘。」！！
モー娘世代のいぐあなとしては大先生なのです！が、書籍を出版されていることは最近まで知りませんでした。
ふと「夏先生だあ～！」と何気なく手に取ったこの本。
読み始めると止まらない。あっという間に読んでしまいました。
読めば読むほど愛に溢れた指導者だったのだなと感じます。
夏先生の仕事は非常に幅広く、やはり強い影響力のある方だったのだなと再認識しました。
エースの資格
この本を読んで思ったこと。「読みやすい」「わかりやすい」。
言葉選びがとても上手で、さすが様々な分野の人を指導された方だなと腑に落ちました。
本では「エースの資格」について語られているのですが、「ああ、確かにそうだ」とストンと納得しました。
能力や技術ではなく、考え方・習慣が人を変える。
非常にシンプルで深い。
他人の評価を無視するわけではないけれど、それに振り回されたりはしない。
夏まゆみ「エースと呼ばれる人は何をしているのか」より
ああ…。そうだよな。
自己を確立している人は、「自分」と「他人」の線引きが上手。
「他人」の評価に耳を傾けはするが、「自分」がブレない。
「私は私」で判断ができる人。
すごいわかる。自分自身は他人の評価を気にして生きてきたからこそ、非常に憧れる存在。
だから眩しく輝いて見える。
選ばないことも優しさ
落とすこともまた愛情なのです。
どんな仕事にも向き不向きがあります。
夏まゆみ「エースと呼ばれる人は何をしているのか」より
ハッとする。
素晴らしい才能や技術がある。でも選ばないこともある。
なんと奥深い優しさなのだろう。
選ばれなかった本人は気づくことのない優しさ。
そして「選ばれない」所から始まるスタートもある。
不思議なものですね。
人は誰でも輝く場所を持っています。
その場所にたどり着き、輝くようになっています。
夏まゆみ「エースと呼ばれる人は何をしているのか」より
こんな考えを芯に持っている指導者は、そりゃあついていきたくなりますね。
常に自分も周りの可能性も信じている。
この本を読むだけで夏先生に導かれているようです。
素敵な本に出会えました。
