いぐあな ~谷桃子バレエ団好きママ~ のブログ

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アンデシュ・ハンセン「ストレス脳」を読んで

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こんにちは。いぐあなです。

現代ってストレス社会だよな~と思いませんか?

 

 

脳がストレスを感じるとは?

「ストレス」って毎日どこかで聞いたり、自分で感じたりしますよね。

今回読んだのはこちらの本▼

ストレスって、え?脳が原因なの?

著者はスウェーデンで爆発的人気のある精神科医アンデュ・ハンセン。「スマホ脳」で世界的にも超有名になった人。

本書の内容は「目から鱗の連続」!

そして「もっと早くに読みたかった!!!!!!」と声を大にして言う。

この本で説明されている脳の機能を私が1年でも5年でも10年でも前に知っていたら、もっと有意義な時間を使えたのに!!と思うくらい、根底から人生が変わる。そんな本でした。

 

人間がどう生き残ってきたか

人間は進化をし続け、昔よりも快適な暮らしができるようになったはず。

それなのにどうして「ストレス」を感じたり、「不安」や「うつ」状態になるのか。

脳の発達を考えるには、人間という生き物を太古の昔まで遡る必要がある。

人間は元々狩猟採集民族だった。

狩猟採集民族だった人間が現代に至るまで「どう生き残ってきたか」。

はい、ここが大事です。

「生き残るために」どう脳は変化してきたのか。

 

感情は何のためにあるのか

「感情は何のためにあるか」を著者は以下のように語る。

感情というのは実はただの「任務」にすぎない。生き延びて遺伝子を残せるように、脳が感情を使ってその人を行動させるのだ。

アンデシュ・ハンセン「ストレス脳」

この話のミソは「生き延びて遺伝子を残せるように」という点だ。

「脳」は生き延びるために、今まで蓄積したデータから望ましい感情を選ぶ。

やっかいなのは現代人の自分が生まれてから今まで蓄積したデータではなく、「今まで生き残ってきた祖先たち」のデータという点だ。

つまり脳は世界をあるがままに解釈させてくれないのだ。

アンデシュ・ハンセン「ストレス脳」

 

は?

と思わず最後までちゃんと読んでほしい。

「不安」という感情は、「生き延びるために」必要だと脳が選んだだけ。

「不安」の感情を人間に与えれば、世界への危険を感じさせたり家に引きこもらせたりして「生き延びることができる」と判断したまでだ。

だってそうでしょ?危険を素早く察知できた人間たちが生き残ってきたのだから。

不安というのは私たちを守ってきた自然の防御メカニズムであり、私たちが正常に機能している証拠でもある。

アンデシュ・ハンセン「ストレス脳」

\目から鱗目から鱗目から鱗/

まじかよ…!ずっと悩んでいたのは何だったんだ…!!脳ってやっかいだな!

 

孤独はやはりリスク

孤独はよくない、となんとなくは思っていた。

狩猟採取民族だった時代に「孤独」だったらとしたらどうだろう?

そう、生き延びられない。

つまり孤独だと危険に対し常に敏感でいないといけないというアラートが鳴り続ける状態になる。

超超超ストレス。ありがたいような迷惑な話だ。

まだまだ脳は現代にマッチしていない。時代が急速に変化したからだ。

ただこの本を読むことで自分の脳への理解は深まった。

あとは自分の感情が動いたときによく考えればいい。「この感情を脳はどうして選んだのか?」と。

 

本の内容が深すぎて、新しい発見が多すぎてちょっとパンク気味だけど、マジで読んでよかった。

ちなみに本書の巻末あたりに「10の最も重要な気づき」でわかりやすく本書がまとめられているので、手早く知りたいならそこだけ見るのもおすすめ。

何より今日から運動を始めようと思います~

おもしろかった! 

 

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